社会福祉法人野花会 ちびくろ保育園

ちびくろ保育園

神戸市兵庫区松原通にある
元気な元気な保育園

お知らせ

新年度になってから、お申し込みが早くなりました。
10月頃より兵庫区役所(TEL.078-511-2111)にて、受付を開始します。受付開始日など詳細につきましては、兵庫区役所にお問い合わせください。

ちびくろ保育園の想い

1

自由な遊びと空間

創造力とたくましさ、
思いやりが育つように。

「子育て百科」を著わした故・松田道雄さん(小児科医)は自由空間の大切さを「自由を子どもに」の中で次のように述べています。

「人間に空気が必要であるように、子どもにとって自由空間はなくてはならないものです。自由空間は、幼児が自分の創造性を試す場所でした。」その自由空間の中で好きな友だちをさそって、好きなことをして遊ぶ中で、子どもの精神が育つのです」

その中で精神が育つのは「精神はもともと」「自分自身の」「主人であるときにしか、思うように羽ばたけないからです」と言っています。

保育園はまさに子ども自身が好きな友だちと創造的に遊ぶ場所です。精神が育ってすごーいと思いませんか。ストレスの強い時代だからこそ、自由空間を自分自身で作った経験が大事です。

自由な遊びと空間
2

安全な食べ物

これからますます子どもたちには、気を配る必要があります。

子どもの未来を考えて、よいものを食べよう!昼食及び午前と3時のおやつの材料は、なるべく安全なものを使うよう心がけています。

  • 米・野菜
    米・野菜

    無農薬、有機農法のもの。神戸市西区伊川谷の農家の方がつくってくださっています。

  • 調味料
    調味料

    砂糖、塩、しょうゆ、酢、味噌、みりん、酒、ソース、ケチャップ等、日常使いの調味料はできるだけ安全なものを使用。化学調味料は使用しません。

  • 牛乳・乳製品
    牛乳・乳製品

    北海道よつ葉牛乳(パスチャライズ牛乳)、よつ葉の製品。

  • 卵

    平飼いの卵です。

  • 肉類
    肉類

    神戸よつ葉会が扱っているものです。ハム・ウインナーなどの加工品も無添加のもの。

  • 豆腐
    豆腐

    天然にがり、無農薬国内産大豆使用のもの。

安全な食べ物
3

年長児の多様なプログラム
(5歳児保育・らいおんの分級)

全職員で取り組んでいます。

ねらい

小学校へ行く前の大事な年令です。だからと言って字を教えたりするのではなく、今の家庭ではなかなか出来なくなってしまった「生活」的なもの等、色々取り入れてます。

特色

年前中のクラスは担任(2人)がしていますが、以下のプログラムは、当園の職員全体で取り組んでいる特別なものです。それゆえ多彩です。

  • 編物
    昔は家でもやってましたよね。
    ・編物
    編機も簡単なものですが子どもが作ります。
    ・木工
    のこ、金づちなどを持ったことない子が、やがてブックラックも作れるようになります。
    ・羊毛染、フェルト作り
    ・ぬいとり
    ボール紙に穴をあけて、リリアン糸を使います。
  • 工作
    工作、さまざまな材料から作ります。
    • ・ガラクタ工作、楽器作り
    • ・密ろう粘土、ステンドグラス作り
    • ・カレンダー作り、ちぎり絵
  • 体育あそび
    いい感覚の体が育ってほしいです。
    ・体育遊び
    ・感覚遊び
    ボディペインティング、どろ遊び
    ・わらべ歌遊び
    ・登山
    年に1回、六甲山系の山々にチャレンジします。足腰が強くなった2月頃、アイスロードから頂上へ
  • お風呂屋さん
    けっこう子どもは喜びますね。

    ・お風呂屋さん行き (年4回)

  • おやつ作り
    作り方を知れば、もっと美味しくなります。
    ・おやつ作り
    ホットケーキ、おだんご、クッキー、ゼリーなど
    ・みそづくり、梅干作り
    鉋丁を使って、お好み焼きや焼飯も。
年長児の多様なプログラム
4

子どもの育ちと空間

うんどう会は須佐野児童公園で
開催します。

乳幼児の育ちと空間については考慮が必要です。

ドイツのシュタイナー幼稚園に行った時、運動場と呼ばれるような広いものはなく、クラスごとの外に小さな庭が附属した形態でした。広い園庭をわざわざ3つに分割し生け垣で仕切りがしてありました。当然、日本のうんどう会のようなものは行わないと聞いています。子どもの発達年齢と空間との関係は、自ずから適当な広さがあるべきだという考えが伝わってきました。

子どもの育ちと空間

乳児をいきなり海につれて行っても怖がるだけです。当園は広い土地が入手出来るような環境でなく、工場や家屋が密集している場所に位置しています。当然運動場と呼ばれているような広い庭はなく、園児一人につき一坪(3.3㎡)しかありません。その為に0才〜6才まで1日の中、一回は必ず近くの公園に出かけます。幼児にとってはこれが楽しみで、色々な虫やめずらしい石を発見しては持ち帰ります。うんどう会は歩いて10分ぐらい東にある須佐野児童公園で行ってきました。

園長である私は、しきりに「広い園庭が欲しい」「小川も田んぼも欲しい」と願っています。

子どもの育ちと空間
5

統合保育

心身ハンディキャップのある方との共育(ともそだ)ち

統合保育
6

異年齢児保育

年齢の違う子が共に育つことは、昔は当たり前のことでした。

異年齢児保育
 
園の概要

園の概要

過ごし方

過ごし方

保育時間保育時間

  • 保育標準時間

    7:00〜18:30の間の11時間

  • 保育短時間

    最大8時間まで

  • タイムテーブル
タイムテーブル

1日の流れ1日の流れ

1〜4歳児

  • 8:00〜

    受け入れ

  • 9:00〜11:00

    午前中保育・自由遊び

  • 11:00〜12:00

    給食

  • 12:00〜15:00

    お昼寝

  • 15:00〜16:00

    おやつ

  • 16:00〜17:00

    自由遊び

5歳児

  • 8:00〜

    受け入れ

  • 9:00〜11:15

    午前中保育・自由遊び

  • 11:15〜12:00

    給食

  • 12:30〜13:30

    5歳児保育

  • 13:30〜15:30

    自由遊び

  • 15:30〜16:00

    おやつ

  • 16:00〜17:00

    自由遊び

年間行事年間行事

1年を通して、積極的にイベントを実施しています。

  • 夕涼み会

  • キャンプ

  • 登山

  • プール(7月)

    夏は1ヶ月ずーっとやります。

  • 住吉川・川遊び(8月)

    卒園児もたくさん参加してます。

  • うんどう会(10月)

    東へ10分の所にある須佐野児童公園で開催

  • クリスマス(12月)

    キャンドルサービスでおごそかに

子どもたち

木版画

カウンセリング

カウンセリング

子育てを中心としたことや、ご家族のことでお悩みのことなど、専門の臨床心理士が応待してくれます。

子育てについて、
園長先生に質問です。

今までにお寄せいただいた、相談をご紹介します。

質問

子どもが親に求めるものと、
保母の子どもたちの愛情は同じですか?

園長より

園長より

子どもが親に求めるものは古今東西不変です。親の子への優しいまなざし、愛情です。しかし、それは抽象的なものではなく、共に生活の中で伝わってゆくものです。毎日毎日の積み重ねです。

保育園の職員たちも、親に負けない程の愛情をもって子どもたちに接します。しかし、保母はあくまでも他人です。子どもたちは、保育園に来て、他者とどう生きてゆくのかということをからだで学びます。従って、けっこう緊張をしているのです。家に帰り、ホットして甘えたり、すねたりして、いやされ、また次の日、元気に保育園に登園出来るのです。親がしっかりとわが子を受けとめて下されば、保育園でも安定した気持ちで生活できます。保育園での生活と家での生活は質的に異なります。両方が大事です。

質問

保育時間と子どもの育ちの関係はどう考えればよいのでしょうか?

園長より

園長より

基本的には、子どもが小さい間は集団生活は短く、年齢と共に少しずつ増やす方が自然です。そうは言ってもなかなか、理想と現実はピッタリいきません。仕事の都合で保育が長時間となる場合、保育園より帰って少しの時間でも意図的に時間をつくって遊んであげたり、だいてあげると互いに落着くものです。

帰っていきなり仕事を始め、互いにイライラするのは得策ではありません。寝る前なども本など読んだり、お話をしてあげることが精神的・肉体的に良いと思います。

質問

早期の知的教育はどう思いますか?

園長より

園長より

知的教育は7歳以上からが望ましく、それまでは身体の中にある感覚器官が充分に発達し、それを通して快いものや、美しいもの、量やバランスの感覚等が身体の中に備わっていきます。その様な感覚が豊に育つかどうかという事が、その子どもの表情や行動、表現に表れてくるのです。同じ“赤い”という言葉でも平板な記号的赤しかイメージしないか、全てを焼きつくすような炎のような赤や、夕日のような赤を思い出すかは、大きなちがいがあります。

ポイント

  • 温い、ゆったりとした、柔らかな感覚を大事に。それらの感覚が育つまでの間、知的早期教育は急がないでください。
  • その子、ひとりひとりの個性的感覚を大事に。決して他人と能力や性格を比較してものを言わないでください。
  • テレビはどんな番組でも勧められません。

理由

  • 受身的人間になる。遊びは自分で作り出すもの
  • 早くから大人の価値観やコマーシャリズムに染る
  • 暴力的シーンは、暴力的衝動を与え、いつかそのマネをしたくなるのでは
  • テレビに出ることが、すばらしいことだと思ってしまう

ブログでも、保育について情報を発信しています。

お問い合わせ

ゆっくり、じっくり相談したい方へ

電話でのお話しの方が、沢山の情報を一度に伝えられて、微妙なニュアンスも詳しくお伝えできますので、お電話でお問い合わせください。
月曜日、火曜日、金曜日の午前中は、園長が対応できます。木曜日や水曜日は会議等で不在にしている事が多いです。土曜日は10時〜11時30分に園庭開放していますので、ぜひ、お子さんといっしょに来てください。ゆっくりお話しできます。